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CREATORS

Creators 004 SAKU SAKAMOTO
クリエイター近影
PROFILE

坂本サク
1976年、東京生まれ
アニメーション作家

フリーで映画等のタイトル映像、視覚効果、PV、劇場アニメのデジタルエフェクト等の仕事を受ける傍ら、自主制作短編アニメーションを制作。広島国際アニメーションフェスティバル入選、キリンアートアワード優秀賞、文化庁メディア芸術祭奨励賞、キャノン・デジタルクリエーターズコンテスト、キャノン賞など受賞、海外8ヶ国以上のフェスティバル等で上映される。

Mail:saku@pa3.so-net.ne.jp

CREATORS

インタビューを読む 001前編/後編
YOUCHAN
アーティスト
インタビューを読む 002
KOGA
デザイナー
インタビューを読む 003
flapper
アーティストグループ
インタビューを読む 004
坂本サク
アニメーション作家
インタビューを読む 005
ななきち
webデザイナー
インタビューを読む 006
スズキサトル
漫画家
インタビューを読む 007
松下さゆり
イラストレーター

本当に強い衝動を感じた時に作るようにしています。
─現在の職業につこうと思ったきっかけ
つこうと思った訳ではないんですが、気付いたらこうなってました。

─これ迄に制作した作品、印象に残っている仕事を挙げてください
自主制作の作品すべてと、映画の撮影現場での色んな人との出会いや面白さ。

─どのような環境で制作されていますか?また、制作に使用している機材について
自宅兼制作室で。CG制作では MacintoshG4、OS9、ソフトはANIMATION MASTER、Aftereffects、Premiereなど。音楽制作ではシンセサイザー+サンプラー+エフェクター。DTM(コンピューター上での音楽制作)ではないです。

─自分の制作表現における「こだわり」はありますか
絵画を描いていた経験がCG制作などでも武器になれば、ということは考えたりします。テクニック的にも感覚的にも、その経験が役立つことは多いです。

─インスピレーションはどのようなものから受けていますか
仕事で色々なアーティストとか、脚本家、役者さん等に会ったりお話するきっかけがありまして、色んな人の話を聞いて、面白い考えや極端な考えとか。人との出会いや会話から最近は刺激を受けてます。

─クリエイティブであるために常に気をつかっていることはありますか
表現活動の場合ですが、表現者は作り続けることばかり奨励されがちですが、その逆で、無理して作るものではない、と。本当に強い衝動を感じた時に作るようにしています。

─今の自分に非常に重要な影響を与えた事柄は何ですか
最近思うのは中学生の頃にラジオドラマにハマっていまして、小学生の頃は「うちにテレビは無いんだ」と隠されて育ちましたので。ラジオドラマの独特の雰囲気が好きで、それが想像力を掻き立ててくれたという。音楽に対してもそうですね。

─音楽制作もされていますが、映像と音楽制作の共通点、違う点はどんなところですか
共通点は時間軸で作業する事。映像を始めるより先に音楽をやっていたので、作る流れ等はそのまま映像制作に。盛り上げ方とかその辺りは共通していると思います。
違う点っていうのはあまり考えたこと無いんですが、やはり映像作っていて飽きると音楽、また飽きると映像、となりますから違うものではあると。
作品イメージ

© 坂本 サク 2002年

作品イメージ

© 坂本 サク 2000年

─仕事を受けて制作する場合、もっとも重要なことは何ですか
最初は依頼されるプロデューサーやディレクターの要求に答えることっていうのを考えてたんですが、最近は最終的な到達点であるお客様(視聴者)のことまで考えられるようにすることだと思ってます。自由度の高い仕事が多いので、あまり深く考える機会は少ないんですが。

─報酬はどのように計算されていますか
同業者に情報を得て相場を把握したり、今までの自分の経験などを基準にした上で、先方の予算も考慮して相談して決めます。その仕事に当てられる制作期間→制作可能な規模→その規模に見合う金額、という順で考えていきます。

─アニメーション制作の場合、どのような手順で完成させるのですか
まず頭の中で発想。(大抵ワンシーン)→スケッチする→話になるか考える、話になると判断したら→絵コンテ制作→「ビデオコンテ」制作(映像の長さのテレビで見られる紙芝居のようなもの)。できたらこの時に音もつけられると具体的になります。→あとは地道な作業(背景、CG、動画の制作など)場合によってアナログ/デジタル混在で。→編集作業→音をつける場合は編集後に。 発想からビデオコンテ位までが一番楽しいです。

─健康管理や体力づくりについて、職業病などありますか
職業病ではないですが、映画を見る時に以前ほど無条件にスクリーンに入っていけない事。気付くと制作者としての目で観てしまいがちになります。ビデオで見る場合はビールを飲んで、シラフではない状態にして楽しんだりします。

─今の仕事/職業を選んでいなかったら何になっていたと思いますか
映画音楽の制作者、本気で考えていた時期がありました。BGMやサウンドトラックを作る人になるにはどう進んでいったらいいのか、とデモテープ作ったりした時期もありました。

─最近、衝撃を受けた事柄はありましたか
蟻が20匹くらい部屋にいて、「あそこにもあそこにも!」と潰して数えたら20匹もいた。

─今後やってみたいことについて
お話をつくりたいです。脚本らしい脚本を書いた事が無いので、台詞などを。

─クリエイティブ業界を目指す学生や、クリエイターたちへアドバイスをお願いします
自分への戒めでもあるんですが、自分の作品が自分の好きな仕事に導いてくれます。自分に素直なその人らしい作品集を作って、それを通して仕事と出会えればいいと思います。

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